この度は、Takaty- Groundservice Pack (TGP) をダウンロードしていただき、ありがとうございます。このマニュアルでは、
 当パックの導入方法および、空港作業車の操作方法を解説します。どうぞ最後までご覧下さい。



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1.運転操作(共通) - How to Drive (common) - 2.ベルトローダ - Belt Loader -

 3.フードローダ - Food Loader - 4.トーイングトラクタ・ドーリー - Towing Tractor:Doly -

 5.ハイリフトローダ - High-Lift Loader - 6.謝辞・参考 - Thanks and Reference -



 1.運転操作(共通) - How to Drive (common) -
 
  スロットルを上げると加速、ブレーキボタンを押すと減速します。
 ラダーを操作することでステアリングを切ることができます。また、
 スラストリバースの操作でバックします。
  
  トラック系の車両は後方の視界がほとんどありません。機体
 周辺などの障害物の多いところでは、外部視点での運転を
 おすすめします。


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 2.ベルトローダ - Belt Loader -

 
  ベルトローダは、航空機の最後部貨物室にばら積み貨物や手荷物を積み降ろしする
 ためのベルトコンベアを搭載した車両です。荷物が汚れるのを防ぐために、コンベアに
 屋根を取り付けることもできます。
 
  可変ノズルキーを押すと、雨避けの屋根のセットおよび長さ調整ができます。
 
  エレベータの操作で、コンベアを20°まで傾けることができます。
  トリムキーを使用することで、傾きをそのまま保つことが可能です。
 
  フラップキーの操作で、荷物の表示/非表示を切り替えます。
 
  爆弾槽ドアキーを押すと、コンベアが回転して荷物が移動します。
 
  アウトリガ(安定脚)のセットは自動的に行われます。


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 3.フードローダ - Food Loader -

 
  フードローダは、機内食の入ったケースを航空機に搭載するための車両で、大きな
 X字型の支柱が特徴です。同じような構造の車両には、客室清掃やヘッドホンなどの
 交換を行うクルーを乗せるためのキャビンサービス車があります。 
 
  可変ノズルキーを押すと、後ろのドアを開閉します。
 
  エレベータの操作で、荷台の高さを変えることができます。
  トリムキーを使用することで、高さをそのまま保つことができます。
 
  フラップキーの操作で、機体への渡り板をセットします。
 
  爆弾槽ドアキーを押すと、機体側のドアを開閉します。
 
  アウトリガ(安定脚)のセットは自動的に行われます。


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 4.トーイングトラクタ・ドーリー - Towing Tractor:Doly -

 
  空港で仕分けされたコンテナや手荷物を運ぶための車両です。最近では先頭の
 トーイングトラクタに、このような小型トラックを使うタイプもあり、より安全で快適な
 作業ができるようになっています。なお、ドーリーとは後ろの台車のことです。
 
  手荷物ドーリーの場合、フラップキーの操作で、左側のウィングを開閉します。
 コンテナドーリーの場合は前から1番目と2番目のコンテナの表示/非表示を切り替えます。
 
  手荷物ドーリーの場合、爆弾槽ドアキーを押すと、右側のウィングを開閉します。
 コンテナドーリーの場合は前から3番目と4番目のコンテナの表示/非表示を切り替えます。
 
  手荷物ドーリーの場合、可変ノズルキーを押すと、手荷物の表示/非表示を
 切り替えます。コンテナドーリーの場合は前から5番目と6番目のコンテナの
 表示/非表示を切り替えます。
 
  さらに、コンテナドーリーの場合は、エレベータの操作で、先頭のドーリーのパレットが
 回転します。トリムキーを使用することで、向きをそのまま保つことができます。向きを
 変えた状態で可変翼キーを操作するとコンテナを押すことができます。
 
  なお、この車両は構造上バックができませんのでご注意下さい。



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 5.ハイリフトローダ - High-Lift Loader -

 
  ハイリフトローダは、航空機とドーリーの間でコンテナを受け渡しするのが役目です。
 より短時間で作業が完了できるように、後ろにコンテナを置いておくスペースを設けた
 タイプもあります。
  ちなみに、貨物専用機に大型貨物を搭載するための車両はメインデッキローダと
 呼ばれます。
 
  可変ノズルキーを押すと、機体と接続される短いデッキを操作できます。
 
  エレベータの操作で、リフトが上下に動きます。
  トリムキーを使用することで、傾きをそのまま保つことが可能です。
 
  フラップキーの操作で、コンテナの表示/非表示を切り替えます。
 
  爆弾槽ドアキーを押すと、デッキ上をコンテナが移動します。

  デッキ延長型はエレベータをフルダウンにすることで、
 コンテナをさらに後ろへと押すことができます。
 
  アウトリガ(安定脚)のセットは自動的に行われます。


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 6.謝辞・参考 - Thanks and Reference -

 この車両データ製作に協力して下さった方をご紹介します。                    
mace さん : ベルトローダ・ハイリフトローダのドライバーは mace さん製作の誘導員を、本人の許可を得て
  改造したものです。ハンドリングや確認などの動きもつけましたので、ぜひ見てみて下さい。
  

 この車両データを製作するにあたり、以下のサイトを主に参考にさせていただきました。

伊予鉄道/空港へ行こう : グランドスタッフの仕事について、詳しく書かれています。写真や映像も豊富です。
神鋼電機 : 特殊車両のメーカーです。紹介はあっさりしていますがアングルが絶妙で便利でした。
ANA エアポートサービス株式会社 : 車両の寸法及び重量・出力等のデータを得ることができました。多少重いですがとても見やすいページ。
軍事大辞典 : ハイリフトローダの詳細なスペックを得ることができました。そういえば自衛隊にも B747 がいますからねぇ…盲点でした。
働く車 写真集 : 空港車両に限らず、さまざまな「働く車」が紹介されています。何か作るとなると必ずここをチェックします。

 ほか、多くの写真やグラフィックが Google のイメージ検索でヒットし、制作に役立ちました。各サイトの管理者の方々に心から感謝申し上げます。


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